入社2年目で大手商社を退職した理由

僕は2018年4月に、新卒で繊維専門商社に入社しました。

出身は愛知県ですが、大学で京都に来たため、そのまま関西(大阪)で就職することになりました。

当時の僕は、業界でもトップクラスの名の知れた大手企業に就職できたと思い、鼻高々でした。

しかし、入社して1年4ヶ月で退職することになりました。

今回は、なぜ僕が安定した職業を捨てるに至ったのかを書いていこうと思います。

時間の価値観の不一致

自分は就職活動をしていた大学生の時までは、バリバリ働き、勤務時間が長くても給料が高ければ、そちらの方がいいと思っていました。

というのも自分の父親が自営業をしているのですが、毎日23時頃に帰宅するくらい働いていました。休日は月曜日だけなので、中々僕たちと遊ぶ時間もありませんでした。

それでも、子供の僕はそこまで不満もなく幸せに過ごすことができていたので、これくらい働くことは当たり前のことだと思っていました。

そして入社してからは想定通り毎日22時まで仕事の日々です。

しかし、想定していなかったのは、「時間の中身」です。

 

僕は良くも悪くも効率を求めるところがあります。

しかし、会社の中でこうした言動をしようものなら、なぜか上司から抑圧されることが多々ありました。

 

確かに効率ばかりを求めてしまうのは良くないとは思いますが、それにしても納得のいかないことだらけでした。

 

詳しく説明したいのですが、社内あるあるになるため説明しても分からないと思うので省略します(笑)

上司にも何か理由があってそういうことを言っているのだと思い、質問してみると、

「俺らの時もそうだったから」

と返されました。

この時点で、この会社は変化を嫌い、思考の停止した人の多い会社なのかなと感じてしまいました。

 

また、そうやって効率よく仕事をして帰社しようとする僕を怒鳴り散らかす上司に限って、喫煙所でダラダラと過ごしている人が多いです。

僕は喫煙しないので、喫煙者がタバコ休憩している間も働いている訳です。

その時間1日1時間ほどになります。

そう考えると、僕が周りより1時間早く帰ってもおかしくないと思いますし、本来ダラダラ仕事をしないできっちり時間内で目処をつけるべきだと思うのですが、そうした意見も受け入れてもえらえませんでした。

 

早く帰社する僕に対して「もっと仕事を自分で探しに行け」と言ってきたりもします。

これは会社では正論なのかも知れませんが、自分の人生においては正論でもなんでもありません。

探せば社内に仕事が山ほどあることは分かっています。

その上で僕は帰っていました。

 

それはなぜか?

 

会社の外で自分の経験値を上げるためです。

 

会社が人生の全てのように押し付けるのではなく、人生において「会社も一部」というスタンスで物事を捉えなければ視野がどんどん狭くなっていってしまうと思ったのです。

 

案の定、早く帰り続ける僕はフロア全体に響き渡るくらい怒鳴られましたが、気にせず

「アドバイスありがとうございます。参考にさせていただきます。お疲れ様です。」

と言って帰りました。

その次の日も同じ時間に帰ったら苦笑いされました(笑)

 

他にも書けばキリがありませんが、「時間の価値観の違い」が積み重なるにつれ、自分の人生をこの会社で過ごし続けたら、自分の時間、もっと言えば自分の寿命が縮められてしまうという恐怖を感じるようになりました。

 

視野の狭かった就職活動

僕は教育大学出身のため、当初は教員を目指していました。

これは高校生の時にサッカー部の顧問に憧れたのがきっかけです。

詳しくは別の記事に書きます。

 

大学に入学して、様々な人と会ったり、アルバイトをする中で、教員は一選択肢に過ぎず、もっと色々な会社での働き方があるのだと知りました。

そもそも、高校生までの僕が知っている大人は自営業をする父親か教師しか知りませんでした。(父親の仕事については全然聞いたことがなかったので実質教師のみ)

 

また、アルバイトでの経験を通して、成果に関係なく安定した給料をもらえる公務員ではなく、成果が給料に反映される仕事でなければ納得できないという気持ちを持つようになりました。

 

こうした気持ちの変化もあり、教員ではなく就職活動をすることにしました。

 

僕が当時就職活動の軸にしていたことは主に3点です。

  • 平均年収が高いこと
  • 人間の魅力を上げるモノに携わること(服、化粧品など)
  • 年功序列ではなく成果主義であること

 

このような軸で考えた時に、主に受けた業界は主に以下の2つです。

  • アパレル業界
  • 化粧品業界

 

給料のことなども考えると、アパレルの販売員は当時の僕の条件には合っていないと感じていたのですが、繊維商社というのはアパレル関係の上に平均年収も高く、まさに自分にマッチしていると思い、第一志望で受けていました。

そうして、繊維商社の中でも割と名の知れた企業から内定をもらうことができました。

 

しかし、面接で話している内容を企業に合わせていく中で、本当の自分が分からなくなっていました。

志望動機で世界の貧困地域にファッションという文化を届けたいと言っていましたが、当時の僕はそんな壮大なことを本気では考えていませんでした。

これも会社に自分を誇大広告で宣伝してただけなんですよね。

会社が悪いのではなくただただ僕が悪いです。

本当にすみません。。。

そもそも、就職活動で内定をもらうことが目的になってしまい、「自分がどう生きたいのか」を考えきれていませんでした。

 

 

教師になるか就職活動をするかという二択自体がそもそも間違っていました。 

 

公務員、サラリーマン、大学院に進んで学びを深める人、起業する人、フリーランス、フリーター、アルバイト、専業主婦などなど様々な選択肢がある中で、僕は就職活動をすることが当たり前で、それしか考えていませんでした。

 

会社を選ぶ前にまずは自分の生き方を模索しないといけなかったんです。

それが出来ていなかったため、入社してから様々な経験をして、自分に嘘をついていることに気付きました。

自分の望む生き方をそのまま体現してくれるような企業を、リクルートサイトの中だけで探すなんて無理があります。

人生を決めることは会社選びだけではないということを今の就活生には伝えてあげたいです。

 

結局当時の自分は、周りからの評価を気にしていたのだと思います。

他者評価ありきで先ほど挙げたような就活の軸を立てただけで、本当にそんなことをしたいのかと考えるとそうでもありません。

 

見栄で企業を選んでいたに過ぎません。

自分の生き方を探求し続けるべき

決して会社が嫌だから辞めたわけではありません。

 

怒鳴り散らかす馬鹿みたいな上司も中にはいましたが、自分の仕事ぶりを評価してくれたり、気にかけてくれる良い上司や同期が多い会社でした。

 

自分が最後に所属していた部署は本当に好きで、辞めてしまうのは勿体無いのではないかとも思ったこともあります。

 

しかし、社会人になり時間はお金にも変え難いものという価値観に変わりました。

会社の人は自分の時間もそこまで貴重に感じていないため、他人の時間もそこまで惜しいと思っていません。

人を30分も平気で待たせる事がざらにあります。

こんな価値観の合わない環境に身を置いていると、自分が苦しくて仕方ありませんでした。

 

また、色々な生き方があるということも社会人になって知った今、僕は「住」に縛られず、色々なところで生活できるような生き方をしたいと思うようになりました。

そうなった時、会社に所属していてはこれは実現できないと感じたため退職という決断をすることになりました。

そのため転職活動もする気は全くありません。

 

しかし、これは現時点での話です。

世界は日々変化していきます。

それに伴い自分も日々、様々な刺激を受けて変化していきます。

 

自分の生き方もその過程で変わっていくかも知れません。

そんなことは予測できません。

だから今は、今の自分の思考で一生懸命生きればそれで良いのかなと思います。

 

よく、遠い未来のことを考えて今を生きろという人がいますが、そんなこと預言者ではない限り不可能です。

 

ただこういった話をすると、「今だけを考えて生きます。」と言って思考停止しながら生きている人が多いです。

 

僕の稚拙な語彙力では伝わりづらいのですが、どうか読解力に優れたあなたにはこのニュアンスの違いを理解していただきたいです。

 

常に自分がどうなりたいのかを問い続けながら、今を全力で生きること。

ある程度の方向性を常に持つこと。

しかし、変化に柔軟に対応できるようにアンテナを常に張っておくこと。

 

 

僕の一意見に過ぎませんが、こうした生き方を僕はしていきます。

 

色々な考え方があると思うので、僕は他の方の考え方も聞きたいです!

もし聞かせてくださるのであれば、コメント欄までお願いします!

 

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